====== ハードディスクテスタ ====== Ladybug Systems Hard Disk Drive Tester ---- レディバグシステムズ製品:HDTシリーズの技術、特徴、使用方法の紹介です。 ---- =====HDDデータ転送性能特性===== [[jp:hdt:thruput|HDDデータ転送性能]] : ATAコマンド発行から完了までの応答時間をハードウェアロジック計測機能で計測して転送速度を算出しています。\\ 計測領域の単位表示区間(横軸の1点)は数百MB~数十GBの領域の結果を表していますが、領域の平均値1点でグラフ表示すると不調箇所が存在しないか軽微なものとして表示されてしまい、HDDの不調を見逃す可能性があります。HDT-101A/201Aでは結果はMin/Max値で表示され、1単位アクセス毎にMin/Max値を更新、表示することで不調箇所を見逃しません。\\ ---- =====応答時間分布特性===== [[jp:hdt:profile|応答時間分布特性]] : 応答時間をヒストグラムとしてプロファイル表示することで、HDDのアクセス応答時間分布特性を把握することが可能です。\\ 信頼性の低下とその予兆を把握し、その影響を推測するのに効果的です。\\ ---- =====リアルタイムモニタ===== [[jp:hdt:rtrm|リアルタイムモニタ]] : HDD検査時のATAコマンド発行から完了までのアクセス応答時間をリアルタイムにグラフ表示します。\\ 振動・衝撃等の環境負荷の影響を測定するのに効果的です。 ---- =====HDT-201A (新製品)===== [[jp:hdt:hdt-201a|HDT-201A]] : HDT-101Aの後継機。SATA-2に対応したほか、Webクエリ技術によりExcel/VBAスクリプトによる柔軟な検査シーケンスの制御やExcelでの検査データの解析を行うことが可能となりました。 ---- =====HDT-101A===== [[jp:hdt:hdt-101a|HDT-101A]] : FPGAに実装されたハードウェアロジック回路でリアルタイム計測を実現したSATA/PATA HDDテスタです。機能・特長の他、各種計測パラメータに関して説明します。 ----