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jp:rpi:rpi-pwr2:univ:config

(c) インストール・設定

for RPi-PWR2 univ

Raspbian Jessie対応 (2016.03.22)


Model 2/B+への装着例 Model A+への装着例
   [Model 2/B+への装着例]      [Model A+への装着例]


(*) はじめに


  • RPi-PWR2 univを使用してのOSのシャットダウンシーケンスの起動、それに続くオートパワーオフにはソフトウェアのインストールが必要です。
  • 以下の手順はRaspbian Wheezy, Jessieを前提にしています。

3. 装着およびケーブル接続


  • Raspberry PiのP1 HeaderにRPi-PWR2 univのP1コネクタを装着します。この際、コネクタの1ピンマークを確認して下さい。

RPi-PWR2 univ Assemble w/model 2/A+/B+

  • RPi-PWR2 univ-USBの場合:RPi-PWR2 univのJ2Rコネクタ(microUSB)に5V AC-DC変換アダプタを接続します。

RPi-PWR2 univ Cabling-USB

  • RPi-PWR2 univ-DCJの場合:RPi-PWR2 univのJ2コネクタ(DC Jackφ2.1, センター+)に5V AC-DC変換アダプタを接続します。

RPi-PWR2 univ Cabling-DCJ

  • RPi-PWR2 univからRaspberry Piへの電源接続はGPIOコネクタの+5V/GND回路経由で行います。

4. 電源のオン/オフ


  • 電源の確認の際には、安全のためRaspberry PiのSDカードは取り外しておく事を勧めます。
  • RPi-PWR2 univに5V電圧を供給すると、LED(D1)が点灯します。
  • RPi-PWR2 univの電源SW:S1を押下するとLED:D2が点灯し、Raspberry PiおよびRPi-PWR2 univに電源:5Vが供給されます。
  • S1を5秒間以上押下し続けるとRPi-PWR2 univの電源制御回路が強制遮断モードとなり、S1を放した時点で電源を遮断します(強制電源終了)。

OSの正常動作確認

  • OSがインストールされたSDカードをRaspberry Piのスロットに挿入し、OSの正常起動を確認します。
  • Raspberry PiのOSをシャットダウンします(画面から若しくはシャットダウンコマンドにて)。
  • 正常にシャットダウンされると、Raspberry PiのPWR LEDのみ点灯し、他のLEDは消えている事を確認します。
  • 前述の強制電源終了を行い、動作を確認します。
  • Raspberry PiのOSがShutdownされない状態での強制電源終了はSDカード内のファイルシステムに損傷を与える可能性があるので注意すること。

5. ソフトウェアのインストール


5.1 シャットダウン時のパワーオフ用設定

シャットダウン時のパワーオフの仕組み:
OSがシャットダウンする際に、RPiがGPIO#4(RPi-B+/RPi2 J8-7)を2sec程度、Low:0とすることで、RPi-PWR2 univ上のコントローラ(PIC 12F629)はパワーオフシーケンスを起動します。シーケンスが開始されると一定時間後に、RPi-PWR2 univ上のコントローラはPower MOS FETを制御してRaspberry Piへの電源供給を停止します。

Raspberry Piの設定:
Raspberry Pi OS:Raspbianは、現在以下のバージョンが提供されています(2016.3)。

  1. Wheezy
  2. Jessie

以下に、各バージョン用の設定を紹介します。

5.1.1 Wheezy用設定

RPi OS(Wheezy)のシャットダウンシーケンスでRPi GPIO#4を操作するように設定します。

手順:
以下のリンクからシェルスクリプト:powerdown-gpio.shをダウンロードします。
下記の例では、Raspberry Piでwgetを実行してファイルをダウンロードしています。
尚、シェルスクリプトのダウンロードにはパスワードが必要です(下記のwgetでは<PASSWD>)。
必要なアカウント(ユーザ名)およびパスワードは、(A)購入商品に同梱されている「はじめにお読み下さい」に印刷されているか、(B)製品購入者にメールで送られているので、それを使用します。

参考:powerdown-gpio.shのリンク

$ cd
$ mkdir rpi-pwr
$ cd rpi-pwr
$ pwd
/home/pi/rpi-pwr
$ wget --http-user=rpi-pwr2-univ --http-passwd=<PASSWD>  http://www.ladybugsystems.com/supports/customer/rpi/rpi-pwr2-univ/powerdown-gpio.sh
$ sudo cp powerdown-gpio.sh /etc/init.d
$ cd /etc/init.d
$ sudo chmod 755 powerdown-gpio.sh
$ sudo chown root:root powerdown-gpio.sh
$ sudo update-rc.d powerdown-gpio.sh defaults


次にエディタで/etc/init.d/haltを修正します(「modify start」~「modify end」の5行追加)。次の例ではnanoで編集しています。

$ sudo nano halt
do_stop () {
 .....
 .....
//--- modify start ---
        # Send powerdown signal to RPi-PWR via GPIO
        if [ "$INIT_HALT" = "POWEROFF" ] && [ -x /etc/init.d/powerdown-gpio.sh ]
        then
                sudo /etc/init.d/powerdown-gpio.sh
        fi
//--- modify end ---
 
        # See if we need to cut the power.
        if [ "$INIT_HALT" = "POWEROFF" ] && [ -x /etc/init.d/ups-monitor ]
        then
                /etc/init.d/ups-monitor poweroff
        fi

シャットダウン時のオートパワーオフの確認

$ sudo shutdown -h now

正常にpowerdown-gpioが組み込まれ、シャットダウンが行なわれれば、Raspberry PiのACT LED(SDカードアクセス)が点滅した後、Raspberry PiのPWR LEDが消灯します(電源供給も停止)。


5.1.2 Jessie用設定

RPi OS(Jessie)のシャットダウンシーケンスでRPi GPIO#4を操作するように設定します。
JessieではWheezyと異なり、systemdを用いたシステム管理を採用しています。

手順:
以下のリンクからシェルスクリプト:powerdown-gpio.shをダウンロードします。
下記の例では、Raspberry Piでwgetを実行してファイルをダウンロードしています。
尚、シェルスクリプトのダウンロードにはパスワードが必要です(下記のwgetでは<PASSWD>)。
必要なアカウント(ユーザ名)およびパスワードは、(A)購入商品に同梱されている「はじめにお読み下さい」に印刷されているか、(B)製品購入者にメールで送られているので、それを使用します。

参考:powerdown-gpio.shのリンク

$ cd
$ mkdir rpi-pwr
$ cd rpi-pwr
$ pwd
/home/pi/rpi-pwr
$ wget --http-user=rpi-pwr2-univ --http-passwd=<PASSWD>  http://www.ladybugsystems.com/supports/customer/rpi/rpi-pwr2-univ/powerdown-gpio.sh
$ sudo chmod 755 powerdown-gpio.sh
$ sudo chown root:root powerdown-gpio.sh

次に、以下のリンクからsystemd用設定ファイル:rpi-shutdown.serviceをダウンロードします。

$ pwd
/home/pi/rpi-pwr
$ wget --http-user=rpi-pwr2-univ --http-passwd=<PASSWD>  http://www.ladybugsystems.com/supports/customer/rpi/rpi-pwr2-univ/rpi-shutdown.service
$ sudo chmod 755 rpi-shutdown.service
$ sudo chown root:root rpi-shutdown.service


次にsystemdでサービスを組み込みます。

$ sudo mv rpi-shutdown.service /etc/systemd/system/rpi-shutdown.service
$
$ sudo systemctl enable /etc/systemd/system/rpi-shutdown.service 

シャットダウン時のオートパワーオフの確認

$ sudo shutdown -h now

正常にpowerdown-gpioが組み込まれ、シャットダウンが行なわれれば、RPiのACT LED(SDカードアクセス)が点滅した後、RPiのPWR LEDが消灯します(電源供給も停止)。


5.2 ソフト電源オフ用設定

ソフト電源オフとは
RPi OSが稼働中にRPi-PWR2 univ上の電源SWを操作して、Raspberry Pi OSを正常にシャットダウンさせ、先に設定したシャットダウン時のパワーオフを実行します。

※ソフト電源オフ機能は、前述の「3. シャットダウン用設定」が正しく実施されている必要があります。

ソフト電源オフの仕組み
RPi-PWR2 univは通電中にボード上の電源SWを1-2sec程度、押下(スイッチオン)とすることで、ユーザのソフト電源オフ要求を受け付けます(JP1:拡張電源ボタンを取付けて、同様の動作が可能です)。
この後、RPi-PWR2 univはシャットダウン要求シーケンスとなり、GPIO#17(RPi-B+/RPi2 J8-11)をLow:0とします。
RPiはOSの起動時に開始してあるシャットダウン要求検出機能で、定期的にGPIO#17をモニタし、RPi-PWR2 univからのシャットダウン要求を検出します。
RPiはシャットダウン要求を確認すると、OSのシャットダウンを開始し、前述のシャットダウン時のパワーオフが実行されます。

Raspberry Piの設定
RPi OS(Wheezy, Jessie)のシャットダウン要求検出機能を開始するよう起動スクリプトをOSに組み込みます。
OSの起動スクリプト:rc.localに提供するスクリプト:wait-for-shdn-req.shを組込みます。

手順
以下のリンクからシェルスクリプト:wait-for-shdn-req.shをダウンロードします。
下記の例では、Raspberry Piでwgetを実行してファイルをダウンロードしています。
尚、シェルスクリプトのダウンロードにはパスワードが必要です(下記のwgetでは<PASSWD>)。
必要なアカウント(ユーザ名)およびパスワードは、(A)購入商品に同梱されている「はじめにお読み下さい」に印刷されているか、(B)製品購入者にメールで送られているので、それを使用します。

(※)この例では、シェルスクリプト:wait-for-shdn-req.shは/home/pi/rpi-pwrに置く前提で記しています。もし異なる位置に置く場合は、下記のrc.localの記述を対応する位置に変更して下さい。

参考:wait-for-shdn-req.shのリンク

$ cd /home/pi/rpi-pwr
$ pwd
/home/pi/rpi-pwr
$ wget --http-user=rpi-pwr2-univ --http-passwd=<PASSWD>  http://www.ladybugsystems.com/supports/customer/rpi/rpi-pwr2-univ/wait-for-shdn-req.sh
$ sudo chmod 755 wait-for-shdn-req.sh
$ sudo chown root:root wait-for-shdn-req.sh

/etc/rc.localの最後のexit 0の直前に以下の1行を加えます。

$ cd /etc
$ sudo nano rc.local
cd /home/pi/rpi-pwr; ./wait-for-shdn-req.sh &
exit 0

設定を反映させるために、一度再起動します。

$ sudo shutdown -r now

ソフト電源オフのテスト
RPi-PWR2 univの電源SW(PUSH SW:S1)を約1-2秒押下し、スイッチを離します。
RPiのシャットダウンシーケンスが起動します(コンソールが接続されていれば“SHUT DOWN NOW *”と表示)。

※5秒以上、RPi-PWR2 univのS1を押下し続けると、強制電源オフとなるので注意する事。


jp/rpi/rpi-pwr2/univ/config.txt · 最終更新: 2016/06/15 12:06 by wiki_editor

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